メディケアコラム
腸活シリーズ第3弾! 「ネバネバ生活」のススメ
当院のベテランスタッフAのダイエット必殺アイテムである「ネバネバ」。新入スタッフはみなこのネバネバ信者になるわけですが、毎日の習慣にしたところ「便がバナナ状につながった」「朝するっと出る様になった」という報告がバンバン寄せられます。
前回記事で、痙攣(けいれん)性便秘の方に効果があるとお話しました水溶性食物繊維ですが、これが「ネバネバ」です。来院されるかたにはこのタイプの便秘にお悩みの方が多いので、今回はネバネバレシピを紹介いたします。
1.基本のネバネバ
- めかぶ・オクラ・長芋を千切りにし、だし・醤油とかつお節少々をよく混ぜて薄味で。
材料は全て適量! でもこのレシピが多くのダイエッターたちの腸を救って来たのです!
2.夏の定番に・モロヘイヤスープ
夏野菜にも実は沢山のネバネバたちが存在しています! クレオパトラが常食したというモロヘイヤや、色も美しいつるむらさきなども、茹でるとぬるっとしますが、このぬめり成分がムチンという水溶性食物繊維なのです。多めに茹でて、冷凍も可能です。
- モロヘイヤはよく洗い、熱湯でさっと茹で、ざく切りにする。(茎の堅いところは除く)
- ミキサーに1とだし汁またはスープストックを入れて撹拌する。(包丁でみじん切りでも可)
- 2を鍋に入れて火にかけ温め、絹ごし豆腐をさいの目に切って加え、火を通したら完成。
麺類のスープとしても美味しいですが、喉ごしが良すぎるあまりついつい食べ過ぎてしまいがちなので、よく噛むことを忘れずに。
3.最強タッグ・えのきとめかぶのナムル
- えのきは石づきを落とし、1/3の長さに切り、ほぐす。
- 1を熱湯でさっと茹で、ザルにあげてよく水気を切る。
- ボールにごま油少々、塩・醤油少々と2とめかぶを入れ、よく混ぜる。
ご飯との相性は抜群! 冷や奴にのせたり、みじん切りのきゅうりを加えたりしても美味。患者さんにも大変好評です。多めに作りおきもオッケー!
簡単レシピを集めましたが、これでも難しいというご多忙のかたは、コンビニやスーパーでも買える「もずく酢」カップでも大丈夫です。お酒好きなかたが、飲む前に必ず「もずく酢」を食べたことで、血液検査の数値がきれいに下がったという例もありました。
朝出る快感、スッキリ最高の気分よね。そんな幸せをすっかり忘れてしまったわ、というかた、または便通は悪くないけれど血液検査結果が思わしくなかった、という方、今日から早速「ネバネバ生活」を始めてみてはいかがでしょうか? 変化はすぐに訪れますよ。
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