メディケアコラム
痩せられなくて苦しんでいるあなたへ。無理をしないダイエット「メディケアダイエット」とは?
痩せたい気持ちはあるけれど、思うように痩せられない。過剰な食事制限やハードなトレーニングなど、無理なダイエットに挑戦してはリバウンドを繰り返してしまう。そんな自分に嫌気が差し、過食に走って負のスパイラル。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
こうした日々は本当に辛いです。
私たちも5000人以上の患者さまを通じて、その苦痛を見てきました。
もう、身を切る思いで過酷なダイエットに取り組むことはやめましょう。心にストレスを与えず、体に鞭を打たず、もう二度と肥満を繰り返さない。
そんなダイエットを実現するために生み出したのが、私たちの実践する「メディケアダイエット」です。
患者さまは、80億人のうちのたった1人。個人に合わせたダイエットプログラム
皆さんはなぜ、こんなにもダイエットを継続するのが辛いのでしょうか。
答えは簡単で、自分に合っていない方法を取っているからです。
いきなりスケールの大きい話になってしまいますが、人間は地球上に80億人近くいて、そのうち誰一人として同じ人間は存在しません。職業もライフスタイルも、趣味趣向もバックボーンも違います。もちろん、体質や体調といった体の特性も別人です。
そんな個性の異なる皆さんに対して、同じダイエットのやり方ばかり押しつけても、上手くいくわけありません。合う人もいれば、合わない人もいる。それは当然の摂理なのです。
だから、一人ひとりの性格や日常をしっかりと理解して、寄り添って、無理のない方法でオーダーメイドのダイエットを考えていく。それこそが継続の近道であり、メディケアダイエットで提供している内容です。
患者さまをしっかりと理解する、最大2ヶ月のカウンセリング
たとえば、私たちはカウンセリングにものすごく時間をかけています。
最大6ヶ月間の指導のうち、最初の1ヶ月から2ヶ月は対話だけに力を注ぐのです。
といっても、根掘り葉掘り質問攻めにするわけでも、マニュアルに頼るわけでもありません。他愛のない話から仲良くなって、徐々に性格を理解できるように努めています。すべてを話していただくことは難しいかもしれませんが、私たちなりに患者さまの人格、日々の生活、肥満の原因などを理解できたら、そこで初めて最適なプログラムを考えていきます。
もし苦手な食べ物があるなら、代わりに必要な栄養素を摂取できる食べ物を探す。もしお仕事がご多忙なら、職場の近くの飲食店を調べながら外食の選び方を指導する。
好きな食べ物も我慢せず、きちんと食べましょう。「この日は食べてOK」みたいなルールを作ってもいいし、食べた分のカロリーを調整すれば、体は太っても元に戻るようにできています。
私たちは、「好きなものを好きなだけ食べて体型を維持できなければ、治療したことにならない」と思っています。
人生は山あり谷あり。ずっと頑張り続けるのは不可能
大切なのは、いかにストレスのない形でダイエットを継続できるか。肥満は健康の大敵なので、ダイエットは生涯にわたって続けないといけないものです。けれど、山あり谷ありの人生で、ずっと頑張り続けるのは不可能。
だからこそ私たちは、まるで“歯磨き”みたいに、ダイエットを日常の習慣に溶け込ませることを目指しています。私は歯磨きをしていて面倒に感じたことはあっても、嫌だと思ったことは一度もありません。気づいたら毎朝毎晩、洗面所の前に立っているのです。
ダイエットをここまで習慣化できたら、もう我慢しなくて大丈夫。
ストレスとは無縁になり、心に自信もついてモチベーションも上がっていきます。
ダイエットで大切な「無理をしないこと」
「どうしてそんなに無理しないことにこだわるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、ダイエットにおいて無理をしないことは本当に大切です。
無理をすると必ず、リバウンドします。
すると、真面目な患者さまほど自分を責めてしまい、その苦痛から逃れるためにまた食べてしまいます。そればかりか、度の過ぎた食事制限は健康に悪いため、体は危機への備えとして脂肪をため込もうとするのです。
逆に「無理をしないで本当に痩せるの?」と疑問に思った方もいるでしょう。意外にもちゃんと痩せていきますので、ご安心ください。1日1日できることは限られていますが、それを2ヶ月、3ヶ月と地道に続けていけば、合計したときの差は大きなものになります。
そもそも肥満の原因は、不健康な生活の積み重ねによって引き起こされたもの。
正しい食事や生活習慣を身につけるだけで、体は本来の状態を取り戻していきます。
対症療法は治療ではありません。本当の治療は、原因を断つ「根本治療」
その先に待っているのは、もうリバウンドを繰り返さない「根本治療」です。二度と肥満にならないためには、患者さまに何をしたら太るのかを体系的に理解していただき、習慣として身につけてもらうしかありません。
過剰な食事制限や運動、抗肥満薬、最先端なダイエット薬など、一過性の治療に依存してしまうとリバウンドは確実。
脂肪吸引などの施術や、胃を切除して食欲を抑える減量手術ですら、やがて食べる量は元に戻ってしまうと言われています。結局は食べ方を変えない限り、どんな治療も一時しのぎに過ぎないのです。
日本では対症療法が治療として扱われていますが、本当の意味での治療は「原因を断つこと」。
メディケアダイエットは、
一生もののダイエットスキルを習得するための学びの場でもあります。
よく患者さまに、いま欲しいものはなんですか?
と伺います。
返ってくる答えは、だいたい数十億円というお金です。
でも、お金より大切なのは「美と健康」。
たとえば、不治の病になってベッドから出られなくなってから、50億円のポケットマネーが入ってきても、あまり価値はありませんよね。身の回りの世話をしてくれる人を雇うことはできますが、それだけです。
何事を楽しむのにも、美と健康は一番の宝物。
その大切さを理解していただけたら、私たちの仕事は晴れて終了です。
メディケアダイエットの“卒業生”として新たなスタートラインに立ち、美と健康を自らの手で守りながら、豊かな人生を送っていく。そのお手伝いをさせていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。