メディケアコラム
女性必見!「腸活」の知られざる効果!ストレスも便秘もカギは腸内環境だった!
緊張を感じると、お腹が痛くなったり、下ったり。また反対に、好きな事に没頭していると、食べなくてもお腹が空かなかったり・・・。
以前から気分と消化器は関係があるとは言われて来ました。が、最近の研究で、「脳腸相関」、つまり、脳から一方的に恒常性維持の指令が出ているのではなく、腸からも脳へ情報を伝えているという、腸と脳の密接な関連が明らかになって来ました。
腸の働きは、大きく3つ
【1.免疫系】
細菌やウイルスからカラダを守るリンパ球の6割が集まるリンパ組織
【2.神経系】
首から下の神経の半分以上が集まる最大の末梢神経組織
【3.内分泌系】
全身の器官の機能をコントロールする色々なホルモンを生産
どれも、とても重要な機能であることがお分かり頂けると思います!このほか、腸内環境が悪いと、ダイエットの大敵の便秘を招くことはおろか、ひいてはガン、心臓病、花粉症などのアレルギー、認知症などの深刻な病気を招く可能性が高まることも分かっています。また、セロトニンという「快」の感覚を呼び起こすホルモンも、95%は腸で作られることも判明しました。
ということは・・・腸内環境の改善がダイエットやストレスコントロールのカギになると言っても過言でもありませんね!
ダイエットにも便秘にもストレスにも!そんな大切な腸の環境を整えるには・・・?
1.まず大切なのは出すこと!それから入れる!
腸の働きが鈍ると、せっかく栄養を取り入れても、十分に吸収されません。 便秘によって排泄されなかった老廃物は腸内で腐敗し、その毒素が腸から吸収されたりします。まずは便秘を解消して、老廃物を排出することからスタートさせましょう。
2.善玉菌を増やす!
(1)植物性食品を多めに
腸内環境は、腸内細菌である善玉菌と悪玉菌のバランスで決まります。
善玉菌は植物性タンパク質を好み、悪玉菌は動物性タンパク質を好みます。
動物性タンパク質を含む食事に偏ってしまうと、体内に毒素が作り出され腸内環境が悪化。悪玉菌が増え、善玉菌が圧倒的に少なくなります。
この状態ではせっかくの栄養素も吸収されずに、毒素が血流と一緒にからだ中を巡ります。動物性食品に偏ることなく、大豆製品、野菜、芋類、果物などを増やしましょう。
(2)発酵食品を増やしましょう
乳酸菌、酵母菌、麹菌、酢酸菌を含むものを積極的に摂りましょう。
含まれる食品:味噌、醤油、ぬか漬け、キムチ、納豆、お酢など
発酵食品の代表格は乳酸菌です。生きて腸まで届かなくても、腸内環境改善には役立つこともわかっています。しかし定着しづらいので、こまめに摂取することが大切です。
(3)食物繊維を多く摂りましょう
善玉菌のエサになる食物繊維には、不溶性と水溶性とがあります。
不溶性食物繊維は、便のかさ増し、デトックス、食べ過ぎ予防、という役割があり、豆類・穀類・野菜類などに含まれています。
水溶性食物繊維は、腸内環境改善、血糖値上昇抑制、高血圧、便秘予防という役割があり、野菜類・豆類・海藻・きのこ類・果物に含まれています。便が硬すぎる方は、こちらを多めに摂取することをオススメいたします。
不溶性食物繊維 |
水溶性食物繊維 |
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インゲン豆 おから アマランサス |
ゆで大豆 オートミール |
こんにゃく 果物 オクラ ごぼう |
ヤマトイモ 里芋 海藻 きのこ |
以上「腸活」のポイントをまとめますと、①余分なものを溜め込まず②善玉菌の住みやすい環境を作ること。 まだまだお話したいことはたくさんございますので、この先も、どうしたら効果的に「腸活」できるのか、「腸活レシピ」、「腸活でダイエット」「腸活的運動」なども順次お知らせしていく予定です。
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