メディケアコラム

ダイエットの本質は体重を増やさないこと。体重を維持するポイントとは?

やせていない人は、「ダイエット=難しい」というイメージを持ってしまっていると思います。でも、意外とそうではありません。それほど難しいことはないのです。

やせていない方は体重が増えることをとても怖がります。「怖がる=ストレス」です。

ダイエットでは、怖がらずに、まずは自分の体重と向き合って、自分自身を認めてあげることが大切です。

そう、体重が増えたからと体重計に乗らないのは、自分を認めていない証拠です。

ですが、怖がらなくても大丈夫です。
太っている自分自身と向き合い始めると、その瞬間から、前向きな言葉や前向きな行動やせている人の習慣をお教えしましょう。やせている人は、ちょっと食べ過ぎたときは、翌日を調整日にして体重を戻そうとします。

いつもはエスカレーターを使っているのに階段を上がったりしていつもより余計に動いたり、
ちょっと一食だけ抜いたりして、体重を元に戻そうとするのです。

しかも、自然にやっています。

なぜならば、いつもの自分を知っているからです。
自分の体のことが分かっているから、そこを超えたら自然と戻そうとするのです。

ですが、太っている人は、あまり自分のことが分からない。
昨日たくさん食べたのに、今日もたくさん食べてしまいます。
旅行に行っておいしいものをいっぱい食べてきたのに、日常生活に戻ってからも、美食を求めていろいろな店に食べに行ったりします。

なぜならば、そもそも「調整をしよう」という意識がない人が多いのです。
「昨日は食べ過ぎたから、今日は減らそう」と思っている人もいますが、どうやって減らしたらいいか分からない。自己流で減らしたつもりになってしまうから、結果が出ないのです。

なぜ、分からないのかというと、根本的に自分を認めていないからです。
まず自分を認めてあげることが大事です。

一般的に、「ダイエット=体重を減らす」というイメージが強いかもしれません。
でも、実は、ダイエットは、体重を増やさなければいいのです。
体重を今以上に増やさないで、維持することをまずは考えていく。

毎日、体重を量り、上がっていたら調整をする。昨日より500グラム上がっていたとすれば、500グラム分をちょっと多く動いたり、食事の量や回数を減らすことで調整する。

これを繰り返して感覚で覚え、習慣化できると、体重が増えることが怖くなくなります。
きちんと自分を見つめるようになると、体重の増減の幅も分かるようになります。3キロ増えたら3キロ戻す。

自分を認めることは決して怖くありません。普段の生活でも、何か失敗したのに「成功だ」と思っていては成長は望めません。きちんと、「失敗だった」と認めることで初めて成長できる。自分を認めることが、明るい未来の始まりといえます。

※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」
 (2014年)をWebにて転載したものです。

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