メディケアコラム
リバウンドを繰り返す「肥満サイクル」から抜け出せない!
前回の記事で罪悪感が、肥満につながるメカニズムを解説しました。
ここまでくると、肥満は止めようがなくなります。意識で食欲を抑えるのはもはや不可能になってしまうのです。本能と意識の間で、錯乱状態が起こっていて、完全に中枢神経がおかしくなっているからです。
太ってくると、見た目を気にするため外にもあまり出かけたくなくなり、気持ちも消極的になります。私のところに相談に来る方も、「週末引きこもり型肥満」の人が増えてきています。月曜日から金曜日までは仕事には行きますが、金曜日の夜になると、コンビニで大量に食料や、DVD、本などを買って、土日に引きこもるのです。カーテンすら開けずに、家から一歩も出ないのです。
そうした人は、外に出ないのでエネルギーをあまり使わないため、体重は雪ダルマ式に増え続けてしまい、肥満は一層進みます。
本人はもはや食べることを楽しむ余裕もありません。「太る」ことへの恐怖心を抱きながら食べ続けているからです。決して、おいしくも楽しくもないでしょう。それでも、食べることをやめられないのです。これが、肥満のサイクルの怖さなのです。
※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」
(2014年)をWebにて転載したものです。
ここまでくると、肥満は止めようがなくなります。意識で食欲を抑えるのはもはや不可能になってしまうのです。本能と意識の間で、錯乱状態が起こっていて、完全に中枢神経がおかしくなっているからです。
太ってくると、見た目を気にするため外にもあまり出かけたくなくなり、気持ちも消極的になります。私のところに相談に来る方も、「週末引きこもり型肥満」の人が増えてきています。月曜日から金曜日までは仕事には行きますが、金曜日の夜になると、コンビニで大量に食料や、DVD、本などを買って、土日に引きこもるのです。カーテンすら開けずに、家から一歩も出ないのです。
そうした人は、外に出ないのでエネルギーをあまり使わないため、体重は雪ダルマ式に増え続けてしまい、肥満は一層進みます。
本人はもはや食べることを楽しむ余裕もありません。「太る」ことへの恐怖心を抱きながら食べ続けているからです。決して、おいしくも楽しくもないでしょう。それでも、食べることをやめられないのです。これが、肥満のサイクルの怖さなのです。
※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」
(2014年)をWebにて転載したものです。