ダイエットというとガマンガマンで自分に制限をかけがちですよね。
ダイエット期間は幸せどころか、どちらかというと忍耐のイメージが強いのではないでしょうか。

幸せといえば・・・
セロトニンという神経伝達物質は「幸せホルモン」とも呼ばれています。
人の精神面に影響を与え，ノンアドレナリンやドーパミンを抑えて心のバランスを整える作用もあるとされています。

一方で慢性的なストレスでセロトニンが不足し，脳内にうまく取り込めなくなると，食欲がおさまらず過食につながることもあります。
セロトニンは満腹になったから，もう食べなくてもいいよという伝達もしてくれるのです。
また，慢性的なセロトニン不足は基礎代謝を低下させ，脂肪が蓄積しやすい状態にもなってしまいます。

それでは，セロトニンを作るにはいったいどうすればいいのでしょうか？
セロトニンを作り出す材料はトリプトファンという物質です。
トリプトファンは「必須アミノ酸」の一つで，人の体内で作ることが出来ません。

このトリプトファンは主にタンパク質を豊富に含む食品に含まれているのをご存知でしょうか？
手軽に摂れるのであれば，バナナ、プロセスチーズや牛乳，大豆、豆乳、ナッツ類がお勧めです。
枝豆や納豆、赤身の魚、あじ、いわし、肉、卵、乳製品などにも含まれています。

間違ったダイエットで偏った食事をすると，鬱々としてしまいます。
肥満と密接な関係のあるうつ病も、このセロトニンの減少が原因に関わっているとも言われていますので、そういった方にもぜひ意識して摂取していただきたいですね。

シッカリと必須アミノ酸の入っている食品をとって，バランスのとれた食事でハツラツと前向きにダイエットしていきましょう

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