1975年の食事を再現することは，なかなか難しいかもしれません。そこで，現代風にアレンジしたダイエットメニューを提案いたします。ぜひ，今夜のメニューから加えてみてください。

＜豆＞
・大豆と人参のしょうが煮
　　生姜がアクセントになり，砂糖なしでも味がまとまります。大豆から植物性の良質なたんぱく質を補給しましょう。筋肉や内臓の材料になり，血中コレステロールを低下させます。

・ミックスビーンズのトマト煮
　　淡白なお豆に，トマトの旨味がしみて食べやすくなっています。ひよこ豆，青えんどう，赤いんげん豆などが補えます。トマト煮にして，豆のパサつきをカバーできますよ。


＜魚介＞
・えびとブロッコリーのおからクリーム煮
　　おからでホワイトソースの脂質をカットできます。海老のタウリンは，血中中性脂肪を下げる働きがあります。ホワイトソースにおからを加えて動物性脂肪を排除しましょう。

・さけのチリソース炒め
　　しっかり味だから大満足で，日持ちも抜群です。鮭には，中性脂肪の蓄積を抑えるEPA，DHAや，強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンが含まれています。

＜海藻＞
・わかめときのこのカレーマリネ
　　カレー粉に酢を合わせることで，後味さっぱりしています。弾力のある塩蔵わかめを使って，しっかり噛めるように。カレー味にすることで，海藻のクセが抑えられます。

・ひじきと小松菜のナムル
　　ひじきのクセを，胡麻油とにんにくの風味で少なくできます。長ひじきは，ひじきの茎の部分で，太くて歯ごたえがあるのが特徴です。カルシウム，鉄分，食物繊維などが補えます。

＜果物＞
・オレンジとプルーンのコンポート
　　ドライプルーンがエキスを吸ってふっくらします。オレンジからは，糖質の代謝を助けるクエン酸が摂れます。また，プルーンは便通を良くする食物繊維が豊富です。

・煮りんご
　　火を通すことで甘味が引き出されます。りんごを加熱することによって，水溶性食物繊維のペクチンが分解され，抗酸化力が上がります。腸内環境を改善します。

・キウイのひと口シャーベット
　　デザートに食べたいぶんだけ取り出せます。キウイから，たんぱく質分解酵素のアクチニジンがとれ，消化をサポートします。ビタミンC，食物繊維，カリウムも補えます。

　いかがでしたか。美味しく食べて，健康的になれるのなら，普段は調理をしたくないと思っているかたでも試してみたくなりませんか？　ぜひ美味しく食べて，ダイエットと健康を両立してみてください。
　東京にあるメディケアクリニックでは，献立作成専門の栄養士や，管理栄養士が在籍しており，患者さまのお食事をサポートしております。少しでも気になったかたは，メディケアの初回無料カウンセリングにお越しくださいませ。スタッフ一同，心よりお待ち申し上げております。