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英ネイチャーに掲載! 生活習慣病を予防・改善する食品成分の作用機構の解明

 英ネイチャー誌電子版に研究結果が掲載された,東北大学大学院農学研究科 生物産業創成科学専攻 食品機能健康科学講座 食品化学分野 都築毅准教授の研究チームが,肥満と健康について研究室ホームページでまとめていらっしゃいます。ダイエットにご関心のあるかたには,ぜひご覧になっていただきたい内容です。

 http://tsuduki.sakura.ne.jp/research.html

一部を引用いたします。

『生活習慣病を予防・改善する食品成分の作用機構の解明

肥満とは

正常な状態に比べて体重が多い状況あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況。 病気を合併しているあるいは起こしやすい状態になると肥満症になる。 肥満は単純性肥満と他の原因があってそのために肥満になっている症候性肥満に分類される。単純性肥満は、『内臓脂肪型 肥満』と『皮下脂肪型肥満』に分類される。内臓脂肪型肥満は、 糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病の危険が高く、「メタボリックシンドローム」に つながる。


肥満と健康

肥満は、命にかかわる多くの生活習慣病になりやすい。日本人の死因の第1位はがん、第2位は心疾患(心筋梗塞や狭心症)、第3位脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)である。これらは肥満によって発症リスクが高まる。 特に2位と3位はどちらも動脈硬化や高血圧、脂質異常症などが大きな危険因子で、これらには食事や肥満が大きく関わっている。日本人の間で急激に増えている糖尿病、高尿酸血症や痛風、脂肪肝、膵炎も、肥満との関わりが深い。 肥満は、体中に余分な脂肪がついているため、 睡眠時無呼吸症候群、腰痛や関節痛になる。

早い段階で生活習慣病(特に動脈硬化や糖尿病)やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防を行い、重症化させないようにするため、2008年4月から、40歳から74歳の医療保険加入者(家族を含む)を対象とした特定健診・特定保健指導が行われることになった。


メタボリックシンドローム

肥満症や糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、内臓脂肪の蓄積が原因である。メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が発症しやすくなった状態をいう。


メタボリックシンドロームの診断基準

腹囲男性85cm、女性90cm以上が必須。
かつ 血圧130/85mmHg以上。
中性脂肪150mg/dL以上。
HDLc男性40mg/dL,女性50mg/dL未満。
血糖100mg/dL以上。
の4項目中2項目以上。

肥満と高血圧、高血糖、高脂血症の4項目の組み合わせが、心臓病や脳卒中と密接にかかわっている。2001年の厚労省研究班調査によると、心筋梗塞など心疾患を発症する割合は、これら4項目の危険因子がない人に比べ、2項目が該当する場合は5.8倍、3~4項目があてはまる内臓脂肪症候群だと35.8倍に跳ね上がる。』

 いかがでしたか。少し難しいと感じられる内容かもしれませんが,意外と解りやすい数値も出されていらっしゃるので,読みやすいと思われます。
 上記の内容に関心があり,東京近郊にお住まいのかたで,肥満外来やダイエット外来を探していらっしゃるかた。ぜひメディケアダイエットの初回無料カウンセリングにお越しになってみませんか。スタッフ一同,心よりお待ち申し上げております。

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