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メディケアコラム

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今やるべきことと、これから目指すべき姿

  皆さんが「頑張れる理由」はどこにありますか?
アメリカの心理学者であるマズローは、今から何十年も前に「自己実現理論」とも呼ばれる、『欲求階層説』を定義しました。
  人は、何のためなら頑張れるのか?楽しさ?働き甲斐?お金・・・?

  ピラミッド型の下部から、ひとつずつ簡単に紹介していきます。

 「生理的欲求」とは、人間の基本的な本能に従う、生理的な欲求の事です。
人間は、生きていくために最低限必要な生理現象を満たすために頑張ることができます。

 そしてそれが成熟すると生まれるのが「安全欲求」です。
これは、安定の欲求とも呼ばれ、先程の生理的欲求を安定させたい、継続させたいという思いが生まれるわけです。そして欲求は更に次の段階へ進みます。

 それが「社会性(愛情)欲求」です。

自分自身の生活が確立され、自分が満たされると、次は周りの人です。
そう、「仲間」が欲しくなるのです。 集団に属することで、「一緒に頑張る仲間が欲しい」といった欲求が生まれるという事です。

 ご飯の為、安定の為、仲間の為・・・ それらが満たされて初めて生まれるのが「尊厳の欲求」です。
名称のとおり、誰かに「尊敬されたい」「認められたい」という欲求をモチベーションに頑張ります。

 ここまで来ると人は、ピラミッド型の頂上である「自己実現の欲求」へと進んでいきます。 自己実現を簡単にまとめると、 自分で掲げた目標を自分でクリアできる喜びをモチベーションにできる、ということです。

 このマズローの学説で、覚えておきたいポイントがあります。

人の欲求は5種類あるのではなく、「5段階に進んでいく」ということです。

マズローは、これら5つの欲求が並列に並んでいるのではなく、下から5段階に進んでいくことを示し、下層の欲求でやる気になったり、満足してしまう事は「未成熟」だと、ハッキリ説明しています。

なぜこの「欲求階層説」をお知らせしたくなったかと言うと、ダイエットに絡めてぜひ考えていただきたいからです。

マズローの理論を机上の空論で終わらせずに、自分自身の生活に落とし込んでいけば、 「今やるべきこと」と「これから目指すべき姿」を明らかにすることができるようになるのです。

そしてマズローが提唱しているように、私たちが生きる上での最終的な目標は、 「自己実現」を叶える事です。

そうなるためには、金銭や尊厳といったことをいつまでもモチベーションにするのではなく、 「自分が本当にやりたいこと」となる「自己実現」を見据えた上で第一歩を踏んでいかなければならないのではないでしょうか?

最後に、自分自身への質問をしてみましょう。
「自己実現をしている自分の姿」を、具体的に思い浮かべることができていますか?

最終的な姿を明確にイメージすることが、目標に到達する為の力強い第一歩となる事でしょう。

メディケアダイエットでは、なりたい自分になるためのあなたをサポートします。

まずは、無料カウンセリングへお申し込みくださいませ。

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