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【心理士監修】ダイエットを成功させるメンタルの作り方。未来にワクワクすれば、ダイエットは辛くない!

「ダイエットをなかなか継続できない」
「せっかく痩せてもリバウンドしてしまう」

 
ダイエットカウンセラーをしていると、こういったお悩みを持つ人とよくお会いします。
 
ダイエットを成功させるために必要なのは、メンタルコントロールだと言われています。しかし、それはなかなか難しいもの。だからこそ当院でも、メンタルの弱さに悩む患者さまに心理的サポートを行っているのです。
 
多くの患者さまに共通するのは、ダイエットを辛いものと考えていること。しかし、本当にそうでしょうか。今回は、当院の心理士監修のもと、ダイエットを成功させるメンタルコントロールの方法と考え方を3つ紹介します。
 

1. やりたいことリストを作る

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ダイエットに挫折する人の多くは、食べることが大好きです。だからこそ余分な食事を我慢できず、適量以上に食べてしまいます。好きなことを我慢するのは、誰だって辛いですよね。
 
ならば、我慢しなくても良いように、食以外の楽しみをさらに充実させましょう。趣味や仕事に熱中するのも良いですね。少しでも自分を幸せな方向へと連れていくのです。
 
おすすめの方法は、「これをしたら楽しいな」と思うことをリスト化し、実践することです。たとえば、
 
  • 「ピアノを習う」
  • 「真っ白い細身のドレスを着る」
  • 「東京スカイツリーの展望台に上がる」
  • 「京都で寺めぐりをする」
  • 「自転車で日本一周する」
  • 「海外へボランティアをしにいく」
  • 「フランスに行って世界遺産のモンサンミッシェルを見る」
  • 「映画みたいにロマンチックな恋をする」
などなど。できるか、できないかは度外視して、ワクワクすることを思いつくままに書きましょう。
 
書いたら、ひとつずつ実践していきます。なぜなら、楽しいことに夢中になっていると、食欲を抑えられるからです。よく「恋をしていると、食欲がなくなる」と言いますが、それも同じ原理です。
 
先日、わたしも「楽しさに食を忘れた」ことがありました。久しぶりに旧友とレストランで会ったときです。話に夢中で、せっかく頼んだワインも食事もほとんど手をつけませんでした。お店の人が「閉店です」と教えてくれて、ようやく時間に気づいたのです。
 
食は三大欲求のひとつであり、人間の本能です。肥満の人はその本能を満たすために、どうしても食に走りがち。ですが、本能を満たすのは食欲だけではありません。ワクワクする毎日を過ごして、我慢なくダイエットを成功させましょう。
 

2. なりたい姿を想像する

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月並みですが、なりたい姿を想像することも大切です。特に、体重の落ちづらくなってきた「停滞期」には改めて想像し直してください。
 
ダイエット中は、どうしても体重という“数字”にとらわれてしまいます。しかし、本当のゴールは数字を減らすことではありません。自分に自信を持ち、幸せな毎日を過ごすことです。
 
だからこそ、体重以外の目標を作りましょう。
 
たとえば、「おしゃれな洋服を着る」という目標でも構いません。ドレスを着たいと思ったら、メリハリのあるスタイルになるための運動も頑張りますよね。少しスリムになるごとに、自分へのご褒美として洋服を購入しても良いでしょう。「オペラント強化」といって、人間には「行動によって好ましい報酬を得ると、その行動が増える」という性質があります。
 
相談にいらっしゃった方のなかには、「痩せて自信を取り戻したら、婚活に取り組む」という人もいました。実際に、痩せてから話しかけられる回数が増えたり、仕事がうまくいったりしたという声も聞きます。
 
なりたい姿を想像しないと、ダイエットは数字を追いかけるだけの“作業”になってしまいます。「痩せなきゃダメだ」ではなく「痩せたい」と願うことで、主体的に取り組めるのです。
 

3. 「痩せられない自分」を嫌いにならない

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長いダイエット、時には食欲に負けてしまう日もあると思います。「食べ過ぎてしまった……」と罪悪感を覚えるのは控えてください。なぜなら、自分を責めるとストレスが発生し、より肥満を増長させるサイクルに突入してしまうからです。
 
ストレスは、意識と本能が噛み合わないと発生します。たとえば、ダイエット中のあなたには「太りたくない」という意識がありますよね。それに対し、食べたい気持ちは本能です。つまり、食欲に負けた日は、意識を本能が無視している状態なので、あなたはすでにストレスを感じています。
 
それにも関わらず自分を責めると、ストレスがさらに増していきます。すると、本能はいくら食べても満たされなくなり、さらなる食事を求めてしまうのです。
 
  • 肥満になる人のサイクル
  1. 意識が「食べてはいけない」と思う
  2. 本能を満たすため、意識を無視して食べてしまう
  3. 意識が食べてしまったことを後悔する
  4. ストレスになる
  5. ストレスに対処する神経伝達物質も減少し、さらにストレスを感じる
  6. 本能が満たされなくなり、「食べたい」と思う
  7. また食べてしまい、ストレスになる
このサイクルから抜け出すためには、食欲に負けても自分を許してあげること。また、無理な食事制限に頼らないことも大切です。当院では、「正しい食生活を営めば、自ずと痩せていける」という方針のもと、食事制限ではなく食事改善を提案しています。皆さんもストレスにならないダイエットを心がけてください。
 

成功した未来にワクワクすれば、苦しいと思いがちなダイエットも喜びに変わる

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ダイエットの敵は自分の欲求。言い換えれば、ダイエットとはメンタルコントロールそのものです。だからこそ、心と頭を整理することで、成功への道も開けます。
 
何事も我慢ばかりでは継続できないもの。適度に本能を満たせば、苦しいと思いがちなダイエットも喜びに変わります。ダイエットが成功した未来にワクワクして、「ダイエットは辛いもの」という思い込みを克服していきましょう。


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