みなさんは食品の購入時や、食べるときに、食品添加物を気にすることはありますか?
いろいろな種類の表示が記載されていますね。
味をより美味しくする成分や、保存を効かせるもの、カビの発生や腐敗を防ぐもの、
食品に色を付けるものなど、その商品の必要に応じた成分を使用します。
その中で記載されているもので、明確な成分は、選んで購入できますよね。
しかし、中には省略して表示をしているものや、表示を免除できることをご存知ですか?
添加物は原則、物質名で表記されることになっていて、甘味料や着色料は用途も併記されることになっています。
実はここに落とし穴があり、[一括名表示]として記入されることにより
商品によっては、物質名の表示がされてないのです!
一括名とは、物質名とほぼ同じです。
例として、よく目にするのは香料。
じつは香料は合成で何百種類以上あると言われていますが、これを一括表示として香料と表記できるのです。
これだけの種類もあると我々消費者は、何が入っているのか分からないですよね。
代表的な香料の種類を見てみましょう。
天然香料
ほとんどは植物より抽出された精油や樹脂である植物由来は農産物を使用しています。
動物から得られる天然香料として、
ジャコウジカ、ジャコウネコ、ビーバー、マッコウクジラの4種です。
原料はこれら動物の分泌物になります。
また食品素材として用いられる、肉エキスや魚介エキスといった抽出物も素となった、
食材の香気があることから動物から得られる天然香料の一種となります。
合成香料
合成香料は天然香料中の成分や、あるいは天然には存在しないが香料として有効な化合物を化学的に合成したものです。
合成香料は天然香料の欠点を持たないため、天然香料の欠点を補うものとして用いられます。
原材料で石油から得られる成分があります。
びっくりですよね!!
調合香料
着香
無香の飲食物に好ましい香りや味を付ける。(砂糖水やガムなど)
矯臭
食品の製造過程で付いてしまった臭いを隠したり、より好ましい香りに改善したり(マスキング)、失われた臭いを補ったりする。
また、フレーバーが添加される食品の性質も多岐にわたるので、香料の形態もいくつかあります。香料と一言で記載されても、これだけの種類があります。
もしも、香料が苦手というかたは、入っていないものを選ぶしかないということですね。
いろいろな食品と上手に付き合っていきましょう。
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