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「誰とでも仲良く」に支配されていませんか?

~「誰とでも仲良く」は勘違い~

私たちは幼いころに、親や先生 から「みんなと仲良くしなさい」と 教わります。

その流れから、大人になっていくにしたがって、 他人を傷つけないよう必要以上に気を遣い、
社交辞令を学び、 自分が嫌われることを恐れ、誰とでも うまくつきあう努力をするようになっていきます。

社会にはなぜか「どんな人にもよいところが必ずある」
「人を嫌うなんて人として最低だ」といった雰囲気が蔓延しています。

あるいは、人間関係を損得ではかる風潮もあります。

「無理をしてでも関係を保っておいたほうが後々自分のためになる」
「本当は好きではないけど良い顔をしておく」など、 苦痛を伴った人間関係を続けることも珍しくないでしょう。

しかし、「誰とでも仲良くできる人」を、無理して目指す必要はまったくありません。

職場の同僚や学校のクラスメイトにもいろいろな人がいます。

そのなかで、自分が一緒にいてリラックスできる、楽しい、快適に思える、
そんな相手とつきあうことをお勧めします。

たしかに幼いころは、どんな人が世の中にいるのかを学ぶために 「みんなと仲良く」する必要があります。

賢い人、ずるい人、思いやりのある人、ケンカばかりする人・・・。

集団行動のなかでたくさんの人々の個性を知り、 理解を深めると同時に、
自分の言動が他者に どのような影響を与えるかを学習していきます。

そうして、成長の過程でそれらを学んだら、 もう「みんなと仲良く」は卒業し、
こころが快適に感じる人と 付き合えばよいのです。

もちろん、嫌いな人をいじめたり、中傷するようなことをしてはいけません。

しかし、こころが不快に感じるのならば、上手にその相手と距離を取り、
意識を無理に向けないようにすることはとても大切です。

自分の心に正直に。

無理をしない関係づくり始めてみませんか?

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