最近テレビで、麻木久仁子さんと和泉ちぬさんの腸活が紹介されましたね!
腸の不調を感じている方の多さを実感すると同時に、腸と脳が互いに連携をとって働いているという「腸脳相関」理論も一般的になりつつあります。
メディケアダイエットではいち早く腸内環境の改善を推奨してまいりましたので、この流れは嬉しい限りです。
メディケアが考える腸活のステップ1。それは溜めずに出すことです。
ダイエット相談にいらっしゃる方々からは一様に「痩せるためには、何を食べたらよいのですか?」という質問を受けます。が、我々カウンセラーは、「何を食べるか」以前に、
「いかに出すか」。この順番が重要であることを確認します。
前回の腸活記事では、腸内細菌について触れましたが、腸内にむだなものがないきれいな状態でないと、腸内細菌も思い切り働けませんし、せっかく摂った栄養素もスムーズに吸収されて行きません。
そこで今回は便秘をフォーカスしてみます。
便秘には、弛緩性便秘と痙攣性便秘、そして直腸性便秘がありますので、自分の便秘がどのタイプかを知り、対策を立てる必要があります。
弛緩(しかん)性便秘 |
大腸のぜん動運動が弱くなったり、筋力の低下によって、便を押し出すことができなくなるために起こる便秘。 |
痙攣(けいれん)性便秘 |
ストレス等により、自律神経が乱れ、腸のぜん動運動が強くなりすぎてしまったために、起こる便秘。このタイプの人は、下痢と便秘を交互に繰り返しておこる場合がある。 |
直腸性便秘 |
便が直腸に到着したにもかかわらず、便意が伝わらないために起こる便秘。便意をがまん癖のあることでおこる場合がある。 |
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弛緩性便秘には
腹筋を強くすることが第一です。腹筋運動ができる方は腹筋を、1回も出来ないという方もご安心下さい。ヨガで「ガス抜きのポーズ」(下図1)というものがあります。
これはお腹のガスを抜いて下腹やお腹全体の引き締めを行う効果があります(ついでに腰痛にも効果があると言われています。)特に空腹時に行う事で効果が高まります。
(図1)
2. 痙攣(けいれん)性便秘には
このタイプは交感神経、副交感神経のバランスが崩れて、腸の活動が低下して発生します。
精神的ストレスが主な原因と言われていますので、自身にとって何がストレスかを認識し、心身ともにリラックスできているか、「からだの声」が聞けているか?つねに自分に問いかけてみましょう。
また、便秘解消に即効性が高いと言われる食物繊維ですが、大豆、いんげん豆などの豆類、ブロッコリー、ごぼうなどの野菜類などの不溶性食物繊維は痙攣(けいれん)性便秘で過剰摂取すると、大腸の刺激となり逆効果となってしまいます。水溶性食物繊維の摂取量を増やしましょう。
そして、アルコールやカフェインも痙攣性便秘に悪影響を及ぼします。精神的ストレスで刺激を受けている大腸に、更なる刺激を与えないよう注意が必要です。
3.直腸性便秘には
この症状はがまんが原因と言われています。がまんをして、水分が失われたり、便意がなくなったりした結果、このタイプの便秘になるようです。とにかく我慢しないのが一番ですが、それができないからこのタイプになるわけです。
水を飲む、運動をすることは必須ですが、根本的解決方法は、毎朝起きてするっと出すことです。そのためには朝時間を有効に使えるように、前日から準備する=
「段取る」ことが大切です。
「段取り」は便秘だけではなく、生活全般や仕事にも役に立つはずです。(職人の世界では伝統的に、段取り八割、と言われています。)あなたの周りの仕事が出来る人は、みんな段取り上手ではありませんか?
以上便秘の種類を説明しましたが、ご自分がどのタイプか判定できましたでしょうか?タイプに合わせた方法で、適切に便秘改善を目指しましょう!
この後も、順次腸活についてアップしていきますので、check お願いします
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