HOME > メディケアコラム > ダイエット中は菓子パンに注意せよ!

メディケアコラム

< 注目を集める栄養素~コエンザイムQ  |  一覧へ戻る  |  体に合わない食べ物でバランスを崩すことも >

ダイエット中は菓子パンに注意せよ!

「食事の合間に、菓子パンを一つ、つまんでみる」

 
この程度の感覚で、菓子パンを食べている人は少なくないでしょう。
小腹を満たすのにちょうどよさそうなサイズ、手頃なお値段。チョコレートやスナック菓子を食べるのに比べたら、ましなのではと考えがちですが……。これは、大きな間違いです。

菓子パン1個は、300~500キロカロリーあります。
メロンパン、アップルパイ、デニッシュペストリー……。見た目も、味も素敵なパンが、店頭にはたくさん並んでいます。これらはダイエットの大敵です。
自分でパンをつくってみたことはあるでしょうか。小麦粉にイースト菌、大量の砂糖やバターが主材料です。これを、甘くおいしく仕上げるために、フルーツやチョコレートなどが加わると、高カロリーになるのは当然のこと。
カロリーだけで食べるものを決めるのはよくありません。一日に食べるべきは、野菜や海藻を含め食材をバランスよく組み合わせた1600キロカロリーの食事です。
その中に、菓子パンが1個入り込むだけで、カロリーは大幅アップしてしまいます。菓子パンを日常的に食べていると、常にカロリーオーバーを繰り返していることになり、肥満につながるのです。また逆に、カロリーを気にして、他の食べ物を食べずに減らしてしまうと、栄養が足りなくなります。
 
パンの原料の小麦粉は、消化しやすい物質です。よく嚙まなくても、飲み物と一緒にどんどん食べられてしまいます。

また、ダイエットに必要な「胃を働かせる」こともほとんどなく、通過してしまいますから、満腹感も持続しません。
おまけに、知っておいていただきたいのは、コンビニの菓子パンの恐ろしさです。
コンビニの棚に置かれている菓子パンは、パン屋さんの菓子パンよりひとまわり大きく、買いやすい価格になっています。これらは、ほとんどのものが500キロカロリーを超えています。一般的な女性の一食分のカロリーに相当することになります。


※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」
 (2014年)をWebにて転載したものです。

< 注目を集める栄養素~コエンザイムQ  |  一覧へ戻る  |  体に合わない食べ物でバランスを崩すことも >

このページのトップへ